国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

逃げちゃだめだ by 碇シンジ

あるチャンスを得て「ワクワクする」とか言う人は、ドラゴンボールでいう孫悟空のような超絶スーパーヒーローみたいな人でしょう。自分のような凡人は、大抵「恐い」という感情が先走ります。初めて長期の研究助成を得て(過去記事)、今自分が契約先を決めたり、4年間に亘る調査計画を作成していくと、やはり「失敗する」(=トップジャーナルに掲載できない)というプレッシャーを勝手に感じてしまいます。

 

そういう意味で、悟空やワンピースのルフィーに強い憧れを持ちますが、ガンダムアムロエヴァンゲリオン碇シンジに共感を覚えます (エヴァを知らない方は上記リンクをチェック!)。一応毎日机に向かいながらも、ついYouTubeAmazon Primeの動画を見て現実逃避を図ったり、FacebookTwitterで他人の動向を気にしてしまう弱い自分は、「逃げちゃだめだ」というシンジの言葉を調査票作成や研究発表締め切り前に心の中で繰り返します。

 

ちなみに、アムロもシンジも、作中で何度か戦意喪失や職場放棄しますが、唯一無二の能力を持つため周囲が努力して連れ戻します...羨ましい限りです。ただ、こんな自分にも少しは期待をしてくれる人がいるので、研究助成を頂いたり、この駄ブログに一定数のアクセスを頂いたりしているのだと思います。来週初めは、東北大学で開催される実験政治学の権威James Druckman教授を招いたワークショップにて、上記研究計画の発表をしてきます。行政学者は自分だけなので、政治学有名教授の前で恥ずかしい発表だけはしないよう、最善を尽くしたいと思いますd(-д☆)