国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

学会報告取り下げの悲しさ

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今週行政学で最も大きな国際学会Public Management Research Conferenceから、プロポーザル受諾(acceptance)の知らせが届きましたd(- -) 着任1年目で右も左も分からない中、学会に何かを提出した自分を褒めたい(過去記事)。ただ、学会参加は即日お断りしましたo(TヘTo)グスン 所属大学が現在教員の海外渡航を禁止しているからです。是非は置いといて、国際学会はオンラインではなく対面のみでの実施が主流になっています。

 

学会発表は、国際的な社会科学において業績としてあまり評価されません日本では誇らしく強調される。ただ、若手研究者は学会発表の経験がないのは問題なので、実績づくりという側面はあると思います。既に大学に籍のある研究者にとって、学会の役割は以下の2つだと思います:

 

(1) 似たようなテーマの研究者と同じセッションで発表することで、自分の論文を宣伝できる => 潜在的な学術誌の審査員へのアピール & 論文出版後の引用数増加。

(2) 日頃大学で行政学をコケにしてくる経済学者、政治学者、自然科学系研究者の悪口を行政学者間で共有し、ストレス発散する => ネットワークが広がる。

 

個人的には、大学のお金を使って海外旅行するために、プロポーザルを書き、発表を準備しています!大学関係者の皆さん冗談です...たぶん ですから、何のために頑張ったのか分からんのです...本当に悲しいのです(T^T) 独身女性の皆さんはバレンタインも近いので、是非慰めてください!ちなみに、チョコは大学住所に送れば届きます(*´∀`*)