国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

世界一を信じた人たち

90分を過ぎてアディショナル・タイムまで、大きな夢を見てましたo(。・д・。)o 王者ブラジルに勝ち、世界を震撼させる夢を... ドーハの悲劇からサッカー日本代表を観てきた自分にとって、信じられない光景でした。

 

サッカー以上に国際的なスポーツはなく、それ故に競争も熾烈です。Jリーグ発足から30年ほどで、日本サッカーがここまで発展したのは、きっと本気で世界一になることを夢見た人たちがいたからでしょう。勝てると信じて挑戦してこそ、敗戦が糧となり、前進していけたのだと思います。

 

なかでも、中田英寿選手は、同世代ということもあり個人的に大きな影響を受けました。日本人として初めて当時世界最高峰の欧州リーグ・セリエAで活躍するだけでなく、イタリア語や英語も流暢に話す姿に憧れを抱きました。当時中堅私立大学の学生として、四畳半の部屋でくすぶっていた自分は、せめて語学だけでも追いつこうと机に向かい始めました...

眠い目をこすり、一緒に世界一を夢見た時間を通して、当時の気持ちを思い出しました。最近の研究結果は散々で、心が折れかけていましたが...才能ない自分でも、次の世代が世界を目指してくれる糧ぐらいにはなりたいと思うのです(●`・ω・´●)サッカー日本代表選手・コーチ・監督・関係者の皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

すべて読者様のおかげm(_ _)m

今月は8年ぶりにブログの月間アクセス数が1200を超えました  Σ(・ω・ノ)ノ!

14年ブログを書き続けてこれたのも、すべて読者の皆様あってのことですm(_ _)m 月1回という更新頻度に関わらず、足を運んで頂けるなんて本当に有難いです(T^T)
          

ブログの最盛期は、PhD取得後アメリカの大学に就職するため奮闘していた時期でした。1日500アクセス以上を記録し、そこそこ売れている芸能人と比肩していました( ̄∇ ̄) この頃のブログ記事は、悲壮感が漂いますが、多くの応援コメントも頂きました。当時のジェットコースターのような日々はもう書けませんが、それでも行政学者として世界に挑戦し続けていることは伝えていきたいです!

 

先日私の授業を受けている学生から、ブログを読んで英語を勉強するモチベーションが上がったという話も聞き、とても嬉しかったです!その場ではつい恥ずかしくなって、素直に反応できなかったのですが...少しでも誰かの励みになるなんて書き手冥利に尽きます。

 

14年が経ち、自分の立場も変わり、アメリカ留学時代のように自由に書くことはできなくなりました書けないことほど面白かったりする。それでも、ブログの主なメッセージは変わりません。失敗しても、あきらめず続けること。これからも研究者あるいは教育者として、残念ながら才能がないため失敗は避けられませんが、懲りずに挑戦し続ける姿をお伝えできたらと思いますm(_ _)m

羽生先生が尊すぎる

羽生先生(55歳)が、5月1日139回目のタイトル挑戦をかけて、勢いのある若手服部先生(26歳)と対戦します!藤井六冠(23歳)と伊藤匠二冠(23歳)の20代棋士が、タイトルを独占する将棋界において、50代でタイトル挑戦権を争う凄さに鳥肌が立ちます(((;゜Д゜)))ガクガク

 

羽生先生は、近年調子が悪く、リーグ戦の降級も経験されました。主な原因は、将棋連盟の会長として連盟100周年事業に従事され、将棋に集中できなかったためと考えられます。昨年会長を退任されてから、徐々に調子を戻し、174人の棋士の中でタイトル挑戦への最後の椅子を争うまで復調されました(T^T)

 

会長職の激務の中で、成績が落ちても言い訳することもなく、100周年関連イベントでは常に笑顔で登壇されていました。久しぶり過ぎる論文修正依頼を受けて、業務が忙しくて研究に没頭できないとか、プレッシャーがキツいとか、ブログで愚痴る三流学者とは次元が違います!(過去記事)

 

外部の騒音に踊らされず、内部の迷いと向き合い、瞬間を大切にすることを羽生先生は背中で教えてくださいますm(_ _)m 皆様も、羽生先生のフォトブック『瞬間を生きる』をお買い上げのうえ、5月1日は全力で応援しましょう!!服部先生のAIに囚われない気迫溢れる将棋も大好きです...

ルーティーンは敵

春来たり 研究ノートを そっと閉じ

 

春休みを終え、新学期を迎える研究者の気持ちを俳句にしたためました(´∀`)とうとう明日から新学期が始まります... さようなら、今日までの研究者の自分(T^T) よろしく、明日からの教育者の自分!

 

とはいえ、新入生へのオリエンテーションも数度目ですし、授業の準備も慣れましたd(- -) 現在の大学に赴任した当初は、4月に無理をして体調を壊し、2週連続休講したこともあります (*´-ω-`) 今年は講義資料も手際よく作成し、なんだか余裕がありますヾ(・ω・*)ノ

 

そんな浮かれた気持ちで、しばらく余裕かましていたのですが、ただルーティーン化(仕事の定型化)が進んだだけなのでは...と少し反省しました(´・д・`|||)

 

自分のモットーは、「学び続けることをやめず、変わり続けることをやめない Keep learning, Keep changing」だったはず!初心を忘れないためにも、微修正した講義スライドを見直し、研究で得た新たな知見を加えました(●`・ω・´●)
          

 

体を壊すほど無理をしてはいけませんが、いつも新たな気持ちで、新入生を迎えられるよう努めたいです!

足掻きの美学 Part 2

もう1年半前になりますが、『足掻きの美学』と題した記事を書きました。自分の想像も超えて足掻きまくり、今月ある学術誌(掲載確率10%!)に論文を提出しましたd(- -)

 

この論文には、驚くほどの時間をかけています。まず、ある中央官庁からデータを提供頂くため、半年をかけて申請手続きをしました。データ分析と論文執筆に1年半以上かけて、学術誌に投稿しました。しかしながら、プライバシー保護のため重要な情報が制限されており、分析が十分ではないとの理由から、審査が不合格になりました(´・д・`|||)

 

この結果を、当該官庁の担当者にご報告すると、別の制度を通じて、ほぼ情報制限されていないデータを利用することが可能という話を伺います。これを聞いて、消えかけた心の火が再燃します(●`・ω・´●)

 

データ使用申請にはさらに半年がかかり、データは政府機関が管理する施設内のPCでしか使用できません。しかし、施設が所属キャンパス内の別学部に、設置されていました!これは運命だと自分で勝手に盛り上がっていたのですが... 本論文は共著論文のため、元同僚である共著者を説得する必要がありました( ̄ー ̄;)ゞ
 

データ分析のため、国際大学のある新潟から神奈川へ移動するのは本当に大変ですし、当初は後ろ向きでした。食事・宿泊施設含め全面サポートを約束し、何とか納得して頂きましたm(_ _)m 結局共著者には、合計6回も新潟から足を運んで頂きました本当にありがとう(T^T)

 

そうして1年かけて2人で分析を終え、政府機関によるプライバシー侵害に関する審査も無事通過し、論文を提出することができました!足掻けば、足掻くほど、色々な人を巻き込んでしまいますが... これも美学だと呆れ顔で応援頂けたら幸いです☆(・ω<)

趣味がキツイ

多くの人が、趣味に仕事のストレス解消を求めているのではないでしょうか?しかし、自分の場合、明らかに研究よりキツイときがあります(; ̄д ̄)

 

紛れもなく一番の趣味は将棋です。棋力を維持するため、毎日詰め将棋を20問以上解く必要があります。また、定跡と言われる序盤の戦術を暗記しなければ、有段者とのネット将棋では勝負になりません。どんなに疲れていても、さぼれば弱くなります!

 

また、将棋に勝つためには、冷静で澄んだ心の状態が必要です。将棋永世7冠の羽生先生は、これを玲瓏(れいろう)と呼びます。先日編集長editorに"promising"と言われたのに(過去記事)、論文が不合格になったため、その怒りを将棋にぶつけたところ、負け続けて逆にストレスが溜まりました(T^T)

 

ストレス解消どころか、歯を食いしばって趣味をしている感があると気付いたのは最近です(^ ^; そこで、もう少し気楽な趣味として、ロールプレイングゲームを始めました。元来中世ヨーロッパの世界が好きなので、ファンタジー系のゲームOctopath Travelorを選びました。しかし、ただ無為にゲームをすることが受容できず、全編英語でプレイすることにしましたd(- -)天才か

 

ところが、ファンタジー系の英語が、想像以上に難しいΣ(っ゚Д゚;) 普段行政の学術用語ばかり使用しているため、辞書を片手になんとかストーリーを理解する羽目になります... 結果クリアするのに、2年もかかってしまいました(*´-ω-`)

 

趣味とは何なのか... きっと仕事とは別の形の闘いなのだと思います。

逃げ場がない年末

100年ぶりの論文修正に取り組むべく(前回記事)、授業最終日直後に机に向かおうとしたのですが、元来意志の弱い自分は年末のお休みモードに負けそうでした(*´-ω-`) そこで、夏に宿に籠って論文を書き上げたことを思い出し(過去記事)、再度宿に籠ることにしました!

 

ただ、年末直前に良い宿が空いているわけもなく、なんとか自宅から自転車で30分の場所にあるビジネスホテルを3日間予約できましたd(- -) もう少し高級なホテルにしようか迷ったのですが、「年末に1万円格安の部屋が残りわずか!」の謳い文句に惹かれ、節約して論文書けるなんて最高O(゚▽゚o) と思ってしまったのです...

 

ホテルに着いてすぐ、格安の理由が判明します。複数の高校サッカー部が合宿しており、フロア毎貸し切っていました。フロアの余った部屋を安く宣伝していたのです(°◇°;)ドアを閉めれば音は聞こえませんが、大浴場は青春(汗)の匂いに満たされ、かつ大賑わいでした。さらに、朝食のバイキングも大混雑で、すぐに料理が失くなるうえ、二度並ぶことは困難でした∑(゚ω゚ノ)ノ 湯河原の旅館の落ち着いた雰囲気とは、完全に別物でした(T^T)

 

それでも、ホテルの一室を借りたからには、論文に向かうほかなく、3日間筆を進めることはできました!しかし、精神をすり減らすホテル籠りで、帰宅したときにはグッタリでした(;´・д・)ハァハァ 何事も継続するには疲弊しすぎないことが重要だと思いますので、次回はケチらず落ち着いた環境で論文を書こうと思います(^ ^;

 

皆様は是非良い年末年始をお過ごしください!今年も本ブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございましたm(_ _)m