国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

行政学 meets コンピューター科学

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早稲田大学 左手に見える建物が学会会場

先週予定にもない実家が被災した記事を書いたため(※)、1週間前に遡りますが、9月13日(金)~15日(日)に早稲田大学で開催されたPOLTEXT Conferenceに参加してきました。

※いまだ停電など台風15号の被害に苦しんでいる方々が、千葉県には多くいらっしゃいます。もし余裕がありましたら、是非被災者支援のご協力をお願いいたしますm(_ _)m →台風15号被災者支援リンク

 

Poltext (political textの略語)とは、機械学習などを用いた自然言語処理の技術を応用して、政治家の演説、ニュース記事、議会の答弁、政府の公文書などの分析を発展させようとする政治学及びこれに関連する社会科学の新分野です。まだ3回目という新分野の国際学会を主催したところに、最近の早稲田大学の国際化への本気度を感じました!(下記参考)

半年ほど前に高らかにこの新分野に挑戦する旨本ブログで発表したところですが(過去記事) ... 実は口だけで全く勉強が進んでいません(>ω<;)ゆるちて♪ なんと本学会には参加費無料で招待して頂いたうえ、学会前日に初心者向け機械学習の無料講義も提供され、これらに参加してきましたm(._.)m ァリガトー

 

それぞれ2時間に亘る講義は、同分野で既に国際的な実績のある欧米の研究者によって提供され、まさに目からウロコ(☆。☆) 今まで独学でやってきたことは何だったのか...というほどに衝撃的な内容でした!国内では当然、国際的にも行政学ではほとんど手つかずの分野なので、今後どのように研究を進めるべきか1人悩んでいました。何か目の前が開けたような気分ですd(-д☆)

今後絶対に避けて通れないAI技術の行政学への応用は、自分が担う!と今回も宣言だけは高らかにしておうこと思います(゚ー゚;