この感動を読者の皆様にお伝えする文章力がないのが残念ですが、「不屈の精神」とはまさに木村先生のためにある言葉だと言いたいです！７度目のタイトル挑戦で、これまでの最年長初タイトル３７歳の記録を大きく上回る４６歳での戴冠！！本当に感動をありがとうございます、ありがとうございます(T^T)
現役最強若手棋士２９歳の豊島将之名人(当時王位と２冠)を破っての初タイトル... あの羽生永世７冠を破って木村先生の挑戦が決まったにもかかわらず、心のどこかで「きっとタイトルは無理だろうな～」と思う自分がおり、７番勝負の１局目と２局目に木村先生が負けた時点で勝手にあきらめていた自分がいました... 本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
木村先生は大変ユーモラスな解説で将棋ファンの人気も高く、勝負に臨む厳しい姿勢とのギャップから、「将棋の強いおじさん」として親しまれてきました。そんな木村先生ですが、２年前に全く勝てなくなった時期があり、ファンとしては見ていて辛い時期がありました...そんな大スランプから這い上がり、初タイトル獲得を成し遂げた要因が、以下の言葉にあると個人的に感じています：
「負けと知りつつ、目を覆うような手を指して頑張ることは結構辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように、転落していくんだろう」
今日４９歳のお誕生日を迎えられる羽生先生の９９期のタイトルも凄いですが、４６歳の木村先生が獲得した１期目のタイトルも決して引けを取らない感動を与えられると知り、自分は勝手に励まされました... 仕事場や日常に起こる多少悪い出来事など言い訳にせず、弛まず努力を重ね、世界レベルの行政学者になるという意志と姿勢を曲げずにいたいです。
