国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

プロ編入試験へ王手!里見香奈女流5冠

ここ数週間予期しない大学事務に振り回され、研究ができず、ブログで文句ばかり垂れてすいませんm(_ _)m そんな人間ができていない自分とは大違い!何があってもあきらめない姿勢を教えてくれるのが、女流棋士里見香奈5冠ですd(-д☆)

 

昨年まで女流タイトルは6つで(今年度より新たに清麗戦創設)、そのうち5つを保持し、女流棋士として圧倒的な強さを誇る里見先生ですが、これまでの棋士人生で大きな挫折を経験しています。

 

将棋界の歴史において、女性がプロ棋士養成機関奨励会のリーグ戦を勝ち抜き、プロ棋士になった例はまだありません (女流棋士棋士は異なる)。里見先生は女性として初めて奨励会3段に昇段し、プロ棋士になるための最後の難関奨励会3段リーグに挑戦しました(現在西山朋佳奨励会3段が挑戦中)。しかしながら、昨年3月26歳の年齢制限までにリーグ戦を勝ち抜くことができず、退会されていました(=。=|||)

 

21歳の時に情熱大陸にも出演され、「プロ棋士になる」と力強く宣言されていただけに、奨励会退会後の動向を心配していたのですが... とんでもない杞憂でした!里見先生はプロ棋士になることを、あきらめてはいなかったのです(〒‐〒)うるうる~

 

奨励会退会後、唯一プロ棋士になる方法... それがプロ編入試験です。アマチュア棋士女流棋士が好成績を上げると、一部のプロ棋士の大会に参加できます。それらの大会におけるプロ棋士との最近の対戦成績が「10勝以上かつ勝率6割5分以上」となるとプロ編入試験が受験可能となり、新人プロ棋士5人に勝ち越すとプロになれるのです!

 

ただ、たとえプロ編入試験に合格しプロになっても、奨励会を勝ち抜いた男性棋士から冷たい視線を浴びたりするかもしれません... それでも将棋という勝ち負けの世界ですから、里見先生ならプロ編入後も男性棋士を次々になぎ倒し、その実力で分からせてしまうに違いありません!頑張れ、里見先生!!自分も夏は始まったばかり、多少の騒音に負けず、トップジャーナル論文掲載に向けて、あきらめず頑張ります(≧へ≦)