国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

春は来たけど...自分の春は遠い

f:id:shugo-shinohara:20190420225858j:plain

新潟県南魚沼にも、ようやく春が来ました。本学キャンパスの桜も色づき、雪が残る八海山と絶妙なコントラストを見せてくれています。4月初めにも大粒の雪が降るなんて、千葉・茨城で育った自分には想像も出来ないことでした。

 

決心して日本に戻ったはずなのに、まるで別の国に就職したような1年でした。タジキスタンミャンマーに出張したり (過去記事 1 & 2)、ツバルという9千人規模の国から来たゼミ生を指導したり大統領イコール町長レベル、組織の窮状から役職を頂いてしまったり(過去記事3)...

 

これらはアメリカで就職していたら、決して起こらなかったことです。凡人は人生を思い通りにできないと、しみじみ思う一方で、予定調和の人生を歩むよりは面白いに違いないと思う自分もいます。

 

願わくばもう少し事務負担が減って、週末お嫁さん探しができる心と時間の余裕が欲しいところですが... 論文の書き直し、科学研究費プロジェクトの始動、6月2つの学会発表など、駆け出しの行政学者として手の抜けない研究課題も目白押し(=。=|||) 結婚できない中年男の典型的な言い訳を書いている自覚はありますが、しばらく土日も研究室に通う日々は続きそうです...