23日夜、本学にてスリランカ爆破テロの犠牲者に向けた追悼式が執り行われ、自分もこれに参加しました (ニュース記事)。本学にはスリランカ出身の教員が在籍し、毎年留学生も受け入れており、深い繋がりがあります。
テロ事件とは別の話なのですが、昨年自分の授業を受講したスリランカの学生が、昨日第2子出産後に亡くなったとの悲報を受けました。常勤の大学教員になって初めて教えた学生の1人で、キャンパスで会えば冗談を交わすような明るい女性でした。わずか1年後に亡くなってしまうなんて、想像もしていませんでした。
同じ土地にあって、自分の命を懸けて新たな命を生み出した人もいれば、自分の命と引き換えに多くの命を奪おうとする人もいるなんて、あまりに皮肉すぎます。
本学の学生が前者であったことを心から誇りに思いますし、彼女が日本で過ごした時間が、良い思い出の1ページであったことを切に願うばかりです。