国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

センター試験失敗とその後

今週末はセンター試験ですが、個人的には非常に苦い思い出のある試験です(前ブログ記事)。英語は102-105/200点で、数学I・IIも56-58/100点と酷い出来でした。高校時代部活ばかりしていたことに加え(過去記事)、試験前日に39度の熱を出したのは痛恨の極みでした(´△`;)

 

センター試験だけでなく、就職試験や初めての学会発表など重要な日の数日前に熱を出す傾向にありました... 以前は自分の弱い体を呪っていましたが、不安なので体の限界を超えて準備しすぎるのが原因とつい最近気づきました(^ ^; かなりチキンな精神の持ち主です。

 

日本の大学受験は一発勝負なので運にも左右されますし、失敗が許されない試験制度です。10代の時期に、次の試験を受けるのが1年後なんて思いやりがなさすぎます(=。=|||) それでも、日本で出身大学名(学部)はめちゃくちゃ重要です。今でも、「日本の大学はどこを出たんですか?」と聞かれることは多いです。教えたところで自分の場合、訊いた方の期待に応えられないので、やや心苦しくなります。

 

一方、アメリカ大学院の出願要件であるTOEFL(ノンネイティブの英語能力を試すテスト)とGRE(大学院受験専用のテスト:国語としての英語、数学、小論文)は、日本でも毎月のように開催されており、何度でも受験可能なうえ一番良い点数のみを提出できます!また、研究者になれば、トップジャーナルへの論文掲載は、いつでも何度でも挑戦できます!!

 

センター試験前に何を言っているんだと思われるかもしれませんが、たとえ受験に失敗しても、努力をする覚悟があれば、世の中には多様な競争システムが用意されています。また、大学受験で勉強したことは、英語であれ数学であれ役に立ちます。上記のような醜い点数を取った人間が、偉そうに英語で統計を教えたりしています(゚▽゚;) こんなブログを読んでいる暇な受験生はいないと思いますが... 過度に不安にならず今日はゆっくり休養を取り、世界にたくさんある能力検定の一つセンター試験に臨んでほしいと思いますd(-д☆)