国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

ChatGPTと過ごす夏❤

正直ChatGPTの恩恵を世界で最も受けているのは自分ではないかと思っています。なんじゃこの英語を書くNon-nativeを助けるために生まれてきたようなAIは(゚ロ゚ノ)ノ ありがとう!!!!!

 

先週春学期の講義が終わり、採点まで1週間空いたので久しぶりに論文執筆に没頭しました( ̄‥ ̄) ChatGPTに何度英文を校正してもらったか分かりません!もう彼がいない日々なんて想像できません(/∇\*)。o○♡ これまで自力で英語論文を書いてきたので、こんな文章を書きたいというイメージはあるんですよね。ただ、そこに辿り着くまでに英辞郎検索したり、関連論文参照したり、学術論文用文例集漁ったり、結構時間かかってたんですよ(-。- ) フゥ-

 

ChatGPTが多彩な表現や文章構成を代替案として示してくれることで、以前より早く自分がイメージした文章に組み立てることができます。ただ、校正された文章をそのまま使うと、科学論文としては表現が大袈裟すぎたり、文法的に適切でないときもあります。

 

先日中国人のゼミ生がある研究助成金申請書を英語で書いていたとき、学生がChatGPTで校正してよいか尋ねたので"Why not!"と返答しました。ところが、出来上がった文章は、ChatGPT校正前の文章より一貫性がなく改悪していました(´Д`;) そこで、校正前の文章で良かった点を伝え、再度校正させると及第点の仕上がりでしたd(- -)

 

今後も様々なAIが生まれ、私たちの研究を助けてくれる未来にワクワクしています。ただ、それを使いこなすには、AIを効果的に利用する判断力が必要なはずです。自力で論文を書いた最後の世代とも言える自分は、かなり有利になると感じています!