国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

19時間の時差を超えて

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 同日開催の2つの学会に名前が...通常時はダブル・ブッキング

6月24日(木)ほぼ同時間帯に、2つの国際学会に参加しました!釜山大学主催の学会でパネルの司会をし、そして、 ハワイ大学主催の学会で研究発表しました...といっても、韓国・日本とハワイは時差19時間ですから、実際には木曜夕方と金曜朝に学会にそれぞれ参加しました(^ ^; コロナ渦で両学会がオンラインにならなければ、こんな貴重な経験はできなかったです。縁起でもないですが、良い記念になったとは思いますd(- -)

 

ただ、慣れない新任地で授業が続く中、学会準備するのはしんどかったです(-д-;) 十分時間が取れず、直前まで自信が持てませんでした。ところが、実際発表や司会をしてみたら、意外に上手くできました(゚ロ゚;) 限られた時間の中で、作業が効率化されたのか、それとも、ダメもとで覚悟が決まったのが功を奏したか... 謎です!いつもうまくできれば良いのですが、調子に乗りやすいので、きっとまた失敗するんでしょうね(^ ^; 自分の学習能力のなさが疎ましい...

 

国際的な行政研究において、学会発表は業績としてほとんど認識されていません。就職や昇進審査において、ないよりはマシという感じです。学会は、論文出版に向けてコメントをもらったり、自分の研究の理解者を増やしたりする場です。つまり、論文出版の手段であって、目的ではないのです研究欄に学会発表だけが並ぶ研究者は...。学会発表を通じて少しは論文がまとまったので、これを無駄にしないよう出版に向けて筆を進めたいです。