国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

ε (エラー)の館

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出典:来週の授業用スライド

SFCの建物には、とてもユニークな名前が付いています。ギリシャ文字を使用し、教員のオフィスがある建物は、κ(カッパ)館、ε(イプシロン)館、ι(イオタ)館、ο(オミクロン)館といった具合です。賢明な読者の方は、もうお分かりになられたでしょうか...

 

並べると、κειο (ケイオー)となっております... 分かりづらっ(゚∀゚*)

 

自分はε館にオフィスを頂きました(過去記事)。窓からの景色は絶壁で緑もほとんど見えませんが(^ ^; この建物の名前はすごく気に入っています!統計において、直線的なモデルを用いてある値を予想するとき、予想した値と実際の値との誤差(エラー)をε(イプシロン)で表します。

 

上図の赤い直線が慶應の王道(e.g., 三田)だとすると、SFCは誤差的な存在(ポジティブな意味)で、さらに、SFCの中でも赤い直線(e.g., SFC出身教員)があって、自分は誤差項だと思っています(ポジティブな意味...)。来週2つのオンライン国際学会を控え(先週記事)、いつものように逃げ出したくなりますがw 華やかな経歴もない誤差項が生きる道は、泥臭く地道に頑張るしかないと言い聞かせています。