新米大学教員として、無我夢中で目の前のことをこなす日々が続いていますが(○Д○;) 赴任前の5か月は、実家で穏やかな日々を過ごしていました仕事もせず飯だけ喰らうニート生活を満喫
時間がある一方で、大学の所属先がないため英文ジャーナルへのアクセス権がなく、論文の執筆には苦労しました(=。=|||) そんな中でも、ラトガース大学在籍時に進めていた2つの共著論文プロジェクトを無事に終え、幸運なことにどちらも一度も審査不合格することなく、下記の通り行政トップジャーナル Journal of Public Administration Research and Theory (JPART)とTop 20ジャーナルのPubliusに論文掲載が決定しましたm(_ _)m JPART論文は草稿がResearchGateにて公開されており、Publius論文は既にオンライン出版されておりますので、興味のある方はご覧ください!
1. Sebastian Jike, Jiahuan Lu, Chengxin Xu, and Shugo Shinohara. (Forthcoming). “Using large scale social media experiments in public administration: Assessing charitable consequences of government funding of nonprofits.” Journal of Public Administration Research and Theory [Accepted April 16, 2018].
2. Frank J. Thompson, Michael K. Gusmano, and Shugo Shinohara. (2018). “Trump and the Affordable Care Act: Congressional repeal efforts, executive federalism, and program durability.” Publius: The Journal of Federalism. https://doi.org/10.1093/publius/pjy007
1の論文は、当初SebastianとJiahuan2人のラトガース大学助教授と自分との共著論文でしたが、自分が日本で就職することとなったため、ラトガースPhD学生にFacebookを使用した社会実験を実施する役割を引き継いでもらい、結果的に第4著者となりました。トップジャーナルには既に単著の論文があり、「一発屋」で終わる可能性もあったのですが、今回第4著者として論文出版するので、今後は「1と1/4発屋」を自称したいと思います(=。=)
2の論文は、指導教授 -師匠- との共著論文で、自分の役割はトランプ政権のAffordable Care Act (通称:オバマケア) 廃止の動きについて、 就任直後から1年間連邦政府と州政府とのやり取りを中心にTV・ 新聞、SNS、公式声明などの情報を集め、 週に一回師匠に報告し、 興味深い情報を掘り下げることでした。論文審査 では厳しいコメントを頂きましたが、執筆を担当する師匠 (70代半ばの大御所)が、コメントに真摯に対応し、 論文を修正する様を間近で見れたことは、 今後の大きな糧になりそうです ( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
日本に就職したことで、アメリカで活躍する研究者と共同プロジェクトをしながら、論文の数を増やすことは難しくなるでしょう。逆に言えば、本当の意味で独り立ちし、自分の力でトップジャーナルへの論文掲載を勝ち取る覚悟ができたとも言えます(`・ω・´)シャキーン 南魚沼の田舎で日々コツコツ研究し、結果として「5発屋」ぐらいにはなって、都会の有名大学の行政研究者を少しでも刺激出来たら嬉しいです。とにかく、今後も頑張ります!応援よろしくお願い致しますm(_ _)m