国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

これからも研究者であるために

SFC大学院棟から見る桜

皆様、お久しぶりですm(_ _)m ブログを書かない週末を過ごし(前回記事)、当初は物寂しくもありました。ただ、1か月が過ぎてみると、少しでも時間があることが有難くもあります(^ ^;

 

慶應SFCでの教員生活も2年目を迎え、少し落ち着いて自分の置かれている状況を考えてみました。以前の職場と大きく異なる点として、同僚の先生をテレビや新聞でお見かけするのが当たり前になりました。また、「起業したベンチャー売って〇億円稼いだ」なんてお話を直接伺うこともあります(゚ロ゚;) さらに、こんな自分にも、以前とは比べ物にならないほど、メディア、講演、執筆の依頼が届くようになりました。

 

華やかな先生方に交じって、自分も有名人にでもなったような気分になっていました...しかし、自分がここにいるのは、ノンキャリ公務員時代から積み上げた英語力、アメリカで悪戦苦闘して身に着けた統計、そしてブログ読者の皆様に応援されながら書き上げた博論が(前ブログ記事1)、Top Journalに掲載されたおかげです(≧△≦*)アリガト!

 

色々な方からのご依頼をお断りするのは心苦しく、楽しい作業とは言えません。ただ、この華やかな場所で日々坦々と研究し続けるために、嫌われてもいい!という覚悟を決めました。ブログを週1から月1にしたのも、そんな覚悟の表れと好意的に受け止めて頂けたら幸いです。

 

本学には、日本での華麗な実務経験をもつ先生方も多く、「英語の論文書いて日本の役に立つの?」みたいなお言葉をしばしば賜ります(。・ˇдˇ・。) ただ、自分はニュージャージー州立のラトガース大学から授業料免除され、生活費を頂きながら、師匠含めたアメリカの先生方の指導のもと研究者になりました(前ブログ記事2)。国際的な行政学界に貢献する義務があると勝手に思っています。再度Top Journalに論文掲載し、研究を通じて日本や所属組織へ貢献できるよう、気持ちを新たに今年も1年頑張りたいです!