国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

出会いより別れを大切に

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ゼミ名と卒業年度が印字された記念品...今後も卒業生にこれを贈り続けると出費が(^ ^;

人は新しい出会いに気を遣いますが、別れの時に緊張するようなことは少ないと思います。コミュニケーションを専門とする先輩教員の方から頂いた金言ですが、「はじめまして」より「さようなら」を大切にすることで、より良い出会いが生まれるとのことでした。

 

慶應SFCに着任して、初めて4人の学生を自分のゼミに迎えたとき、正直どう接していいか分からず緊張しました。ただ、1年間一緒に活動する中で、気兼ねなく話せるまでになりました。今週水曜の卒業式では、形式ばったことはしない方がいいとも思ったのですが、先輩のお言葉を頂き、自分の気持ちを形にして伝えていこうと思い直しました。

 

残念ながらコロナ感染対策のため、卒業式は卒業生と一部関係者のみで執り行われました。式後の記念撮影や会食などは控えるようにとのことでした。もちろん、私は卒業生第1号と式場前で記念撮影などしてません!...たぶん( ̄。 ̄; 贈呈品をさっと手渡し、新しい門出に向けて「続ける」ことの大切さだけ伝えたことにしておきます(-_-) 続かない努力は意味がないですから、無理をしないで元気な姿をまた見せてほしいと思います。

 

最後に、起ち上げたばかりのゼミで色々不安にさせたとも思いますが、しっかり就職活動をして(参考記事)、後輩の見本になってくれてありがとう。辛いこともあると思うけど、いつでも帰る場所が藤沢にあることを忘れずにいてね。