国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

知らないから進める

慶應SFCで初めての学期が終わりました。学期中に何度か緊急事態宣言が発出され、学生の顔もほとんど見ることなく、真っ黒なパソコン画面に話し続ける日々でした。彼女・彼らが誰で、自分の授業をどう感じたのかは...謎のままです(^ ^;

 

また、初めて学部長選挙なるものにも参加しました。これまでの事情に疎く、同僚の先生方とほとんどお話したこともない中、直感に頼って票を投じました。

 

コロナ渦で、先生方も職員の方も、とても余裕のある状況ではなかったです。新任教員としては、なるべく質問はせず、マニュアルをパラパラとめくりながら、迷惑だけはかけないようにと心がけた日々でしたもちろん支出書類とかヤラかしましたけど

 

才能がないゆえに、PhD受験や就職など先の見えない状況をいくつか経験したおかげで、宙ぶらりんのまま進むことに耐性がついたようですd(- -) ネット社会では、何でもかんでも情報を得ようと躍起になる風潮が強いように思いますが、知り過ぎないから怖がらずに進めることもあるのだと思います。

 

このまま自分の所属組織が何なのか、分からず終いかもしれません(笑) ただ、よく考えてみれば、行政学では「行政」が何なのか150年以上も定義できていません。近くにいる女性という生物も、未だ自分にとっては謎のままです!今後も分からないことを不安に思わず、鼻歌まじりに進めたらと思います。