国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

憧れの国際人

先日担当業務であるスーパーグローバル大学創生支援事業のプログラム委員会を、東京で傍聴してきました。委員の先生の中に、憧れの明石康元国連事務次長がいらっしゃっいました。小学校の卒業アルバムに、将来の夢として「国際公務員」と書いていた自分にとって、思ってもいない役得で、すごく感動しました(T^T)

 

委員会では、本事業を通じて日本の大学が育成しようとしている「国際人」の定義について、議論されていました(※)。複数の委員の先生が、語学力に加え、日本文化を理解し、国際的に発信できることが重要との見解を示されていました。一方で、明石委員は、「日本の狭い文化的視点で、様々な国を見てしまうのはとても残念なこと」という旨の発言をされていました。※委員会の内容は全て公開とのことで、ブログで書いても大丈夫なはずです。

 

所属大学とは無関係な個人的見解ですが、自分は明石委員の意見に強い共感を覚えました!ただのファン 自国の文化を愛し、それが最も世界で素晴らしいと思った時点で、他国の文化の良い所なんて見えなくなってしまいますからね...

 

本日忘年会ということで、ベトナムラオスミャンマーキルギス、日本の5つの国籍で構成されたゼミ生6人を自宅に呼んで、一緒に鍋をしました。学生が「先生、キムチ鍋にしましょう!」と言ったのですが、「は!?ここは日本だぞ!塩鶏鍋にするんだよヽ(`Д´)ノ」と一蹴してしまいました... 国際人らしくない発言を反省し、次回はキムチ鍋も検討したいと思います(゚ー゚;

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