国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

周りは変わる 自分は変わらない

国内では誰もが知る名前の大学に異動して、2週間以上が経ちました (*´-ω-`)フゥ メディアの向こう側にいた先生方と普通に挨拶や会話を交わしたり、政治家の先生方とZoomで交流する機会があったり、大規模自治体の広報推進委員を仰せつかったり、異世界に飛び込んだ気分です(*□*)

 

また、この短い期間に、「研究室に受け入れてください!」というメールを、大学院進学を希望する他大学の学部生、留学生、社会人の方から何通も受け取りました。前任地の国際大学で3年間受け取った同種の問い合せ数を、すでに超えています( ̄△ ̄;)

 

自分の業績に変化はないです非常に残念... 変わったのは所属大学の名前だけ。自分の周りにいる方々が有名だったり、社会に影響力があったとしても、自分の実力が伸びたわけではありません。大学院進学希望の学生のメールには、枕詞のように「先生の研究に惹かれ」と日本語で書いてあるのですが、絶対自分の英語論文なんて読んでいないのが分かります。彼女・彼らは自分の研究になんて惹かれていません。大学の名前に惹かれているのです。

 

自分はすぐ調子に乗る凡人ですから、こんな当たり前のことも忘れて、何か偉くなったと勘違いしてしまうでしょう(゚▽゚*) しかし、所属大学の名前によって、行政トップジャーナルに論文を掲載できるわけではありません。事実として、何一つ有利に働きません。目標を忘れず精進し続けたいと、自分に言い聞かせた1週間でした。