国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

パーティーができること

日本でパーティーをしていると話すと、「パリピ」扱いされ遊び人のイメージがつきそうですが( ̄▽ ̄;) 国際的には音楽をガンガン鳴らすパーティーから、よりフォーマルな社交パーティーまで色々あります。後者のようなパーティーで、どのように振舞うかを知ることは、真の国際人になるために必要な条件の一つのように思います。

 

そんな教育的建前と、ただ楽しみたいという理由から、昨日は日本人学生の皆さんと一緒にJapaanese Partyを開催しました!「学生にパーティーを開催させるなんて、パワハラだ!」と言われかねない時代ですが(^ ^; 多くの日本人学生の皆様に任意で、ご協力頂きましたm(_ _)m

 

特に幹事をお願いした皆さんは大変手際が良く、自分が調理等を手伝う際には完全に足を引っ張ってしまい、申し訳なかったです。パーティー開始数時間前に、冷やし中華にスープをかけて、「麺が伸びますよ、先生!」と叱られたときには、久々に泣きそうでした(・_・、)ホロッ 手伝っても役に立たないので、金を出しました( ̄ー+ ̄)エヘン

 

料理の材料を買い出しした際には、卵130個とか買って大丈夫かいな...と不安だったのですが、蓋を開けてみると、数時間かけて用意した料理がパーティー開始後わずか1時間でなくなる盛況ぶりでしたΣ(゚ロ゚ノ)ノ 本学では各国の留学生がパーティーを開き、自国の料理をよく振舞ってくれるのですが、何とかホスト国としての面目躍如だと誇らしかったです。

 

アメリカでパーティーに行っても、自分や日本の話題に関心を持ってもらえず、英語力向上のための苦行だと思って毎週参加していたことを少し思い出しました(前ブログ記事)。日本のテレビ番組だけ見ていると、「日本は国際的に注目されている!」「海外の人は日本が好き!」と勘違いしてしまいそうですが、数十年前と比べ日本への国際的関心は確実に低下していると実感してきました。キャンパスに住む唯一の日本人教員として、本学の留学生と日本人学生が交流する場を設けることは、少しは意味のあることだと思えた夜でした。