国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

今年の良いこと悪いこと

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先週全く結果が出なかったプライベートを反省したところですが、新人教員1年目の2018年は教育・研究でも良いこと悪いこと含め色々学び経験しました...

 

良いこと

1.国際大学事務の皆様優しい!教員は...若手教員や少し上の先輩教員とは良い関係にあるはず(^ ^;

2.学生は多様性があり、全体的に明るい!プライバシーなんて気にせず、Facebookに毎日のようにアップされる学生たちの自撮りを見るのが楽しみ(≧▽≦)

3.科学研究費をもらえた!より大型の研究費に応募したので、来年良い通知が来るのを待っています(-人-)

4.苦労されていた海外PhDの先輩がオランダの名門ライデン大学に就職(T-T) 期待の国内若手研究者も地方国立大学に就職!一緒に勉強している他の若手研究者もあきらめず後に続いてほしい d (>ε<) b

5.国際的に活躍する計量政治学・経済学の方々と交流し刺激をもらえた!なお、1/4~1/7まで京都で開催される計量政治の国際学会で研究発表および討論者をしてきます(`・ω・´)ゞ 討論を担当するセッションのテーマにベイズ統計が...『史上最強図解 これならわかる!ベイズ統計学』を購入し年末年始に勉強予定

 

悪いこと

1.小さい大学院大学なので緊急事態には事務量が急に増える... それは組織の事情で予測できないので、研究はできるときに集中して取り組む必要がある。

2.痛風を2回発症し、教育・研究に支障をきたした。お酒を飲めず何のために新潟で働いているのか分からないが、自己管理をしっかりしたい( ̄▽ ̄;)

3.研究効率向上のため、60分マッサージを初めて受けてみた。最初の10分で寝落ちし、残り50分の記憶がなく無駄にした(=。=|||)

4.日本行政学の(もう少しだけ)国際化は、思ったより遠い... 特に方法論は定量も定性も、国際基準から見ると大分遅れている。

5.才能ない自分が授業や事務を人並みにこなしながら世界レベルの研究をするには、週休1日を続けていくしかないそして結婚できない... さらに、授業や事務を多めにこなせば給料が増えるが、研究しても給料はあまり増えない... このジレンマに向き合うのが、日本の大学教員のサガ。

 

どんな仕事・職場でも「全てが素晴らしい」なんてことはありえないですし、そんな風に感じたら、きっと現実を見失っている可能性が高いと思います。良いことと悪いことを足して、全体的に少しプラスになれるよう来年も新潟で頑張ります!本年はこのような駄ブログを訪問頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m 来年はもう少しまともな記事を書く予定ですので、引き続きご愛読頂けたら恐縮至極に存じます。