国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

見送るのも仕事

今週担当していた秋学期の授業及び研修を終えました... まだ期末試験やペーパーの採点がありますが、授業準備や学生の指導に追われる日々から解放され、自分が本分と信じる研究に向かえる日々が戻ってきました。

 

そんな待ちに待った学期終わりのはずが....インドネシアの研修生が帰国するのを見送ったり、もう自分の授業を受ける必要のない修士2年生と写真を撮ったりすると、なぜか淋しい気持ちになるのです(-_-;)

 

何とも言えない複雑な感情を鎮め、明日から自分の論文と格闘するため、今日は一人で飲みました。大学教員である以上、これからも出会いと別れを他の方より多く経験するのだと思いますが、この淋しい気持ちに慣れて、研究だけに没頭できる人間になりたくないと思ってしまうのは、自分が一流の研究者でない証拠なのかもしれません。