国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

研究してもいいよ by 日本

これまで何度も日本の奨学金助成金に応募してきましたが、一度も合格したことはありませんでした (前ブログ記事)。今般初めて、国より科学研究費を頂いて、研究させて頂けることとなりましたm(_ _)m 

とはいえ、本助成金は4月に職を得た新人用に当面の資金を提供するもので、東京オリンピック開催1年前から開催後2年間に亘り継続的に調査する本長期プロジェクトの資金としては不十分です。つまり、より大型な助成金を2年のうちに獲得できないと、プロジェクトが無に帰すという(((;゚д゚)))ガクブル 中小企業経営者のようなストレス満点なプロジェクト運営の日々が続くことが決定したともいえます(・_・;)

 

そして、もう一つ重要なことは、助成金を頂いている間は、海外の大学に異動する選択肢がなくなったことです。今回の研究費申請が不合格なら、アメリカに戻ろうと本気で思っていました...そんな気持ちを知る若手研究者から、「日本も捨てたもんじゃないでしょ(^-^*) 日本の研究者の目だって、一概に節穴ではないんですよ。」と言われた。きっとアメリカで大型の助成金を得る可能性は低いだろうし、しばらく母国の学界と一緒に歩んでいこうと思います...皆様どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 

なんて、綺麗に締められないですから!一番苦労していたときに認めてもらえなかった恨みは深い ヽ(*`Д´)ノ だから、これからたくさんの研究費で支援してねd(-д☆)