国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

他分野への挑戦

深刻な痛風症状を克服し2週間で授業等に復帰しましたが(先月記事) 、週末の学会などもあり現在まで炎症が完全に収まっていません(^ ^; 昼に授業や事務をこなすため想像以上の事務量...新潟帰りたい、夜に研究するのですが、ほぼ意味のない深淵なる世界に入り込み寝つきが悪くなっているのは大きな問題でした。持続可能な勤務体制を模索中です!

 

ただ、痛風で動けず休講した際、本を読んでいて楽しかった...そんな研究者としての原点を思い出せたのは大きな収穫でした(≧∇≦) 痛風の良い所は、足は痛くとも頭は機能する点ですd(- -) 現在執筆中の2本の論文(単著&筆頭著者共著)は順調に進んでおり、春学期の終わりに提出予定です!

 

どちらの論文も行政学ではなく、他分野の政治学(political science)と公衆衛生学(public health)のトップジャーナルを狙って書いています。4年前から準備していたのですが、最近の行政学は「行政学は独自の理論や方法論がない!ハッキリしない!」とか批判され続けた結果、独自理論に執着しすぎ他分野と断絶されている現状で、個人的には面白くないと感じてきました。結果を出さないとそんな個人的思いをメッセージとして発信できませんが、行政学の知見が広く社会科学で通用することを証明したいです(●`・ω・´●)