国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

簡素な修了式でも

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国際大学Facebookページより

昨年初めてゼミ生を送り出した修了式では、想像以上に感傷的になってしまったのですが(過去記事)、今年の修了式はしっかり心の準備をしました( ̄ー+ ̄) ニヤリ さらに、COVID-19感染対策のため、今年の式には大物ゲストも招待せず、海外からのご家族の参加、修士1年生などの参加も控えるよう呼びかけ、簡素化しました。そんな短めの式では、いい大人になった自分の心が揺れるはずもありません。

 

ゲストスピーチもなく、参加者は主に修了生だけ。学長が順に名前を呼んで修了証書を渡すだけ。式の会場で帽子を投げて修了を祝う恒例儀式もなく、式後の会食もなかったです。教員、事務職員、修了生共に、式後に会場である地元のホールから、すぐキャンパスに戻ってきました。例年に比べると、非常に短い式でした。

 

しかし、ここからが田舎にある全寮制大学院修了生たちの真骨頂でした(☆。☆) 学校側が統率するわけでもなく、学生内で勝手に恒例の帽子投げが華麗に組織・実施されたのでしたΣ(゚ロ゚ノ)ノ 何もないところで2年間暮らし、勉強し、雪深い冬も共に耐え忍んだ仲間たちとなら、まぁこれぐらい造作もないだろうね(^ ^; きっと都会の大学院に通学していたら、こんな一体感はないよね(・_・、)ホロッ... と不覚にもまた感傷的にさせられたのでした。