国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

一撃で英語が聞こえるようになる方法なんてない

昔から日本では英語の勉強法について、「3ヶ月で話せるようになる!」みたいな誇大広告が蔓延していますが、20代後半までTOEIC 580点とかだった自分の経験からすると... そんなの絶対無理ですよね(=。=|||)

 

それでも、3ヶ月英語の勉強を毎日続けられれば、その後更なる欲も出て、1年..2年...と英語の勉強を続けていく可能性が大いに高まるので、自分としては許容範囲とも考えていました。ところが、最近YouTubeの英語系動画をチェックしていると研究しろ! 「一撃で英語が聞こえるようになる!魔法のワーク」なんてタイトルの動画が、高い再生回数を記録しているではありませんかヽ(`д´)ノプンプン

 

こんな動画は絶対クリックしたくないので、検索結果に表示されている画像だけ読むと... 「何度も聴いて練習!そんなリスニングの練習してませんか?それ全部ウソですよ。全く意味ないです。」という煽るような文章が並んでいます... あきれて何も言えません(-_-#) 基本的には、何度も聴いて練習するほかないんです。単調な会話ではなく、面白い内容のリスニング教材を見つけるのは大切ですけどねd(- -)

 

そんな偉そうなことが言えるぐらい、アメリカから戻って2年近く経った今でも、お前は英語が話せるのか?というツッコミが入りそうですが(^ ^; 本学は日本にいながら授業・事務・学生イベントなど全て英語ですから、アメリカ留学時代に比べても少し英語力が向上していると感じるぐらいです※

※日本人英語中級者が英語力を伸ばすのに、国際大学は最適な場所だよ(宣伝)

 

ただ、10年近く英語で仕事・勉強をしてきても、映画の英語を聞き取ることは相当難しく、英語字幕がないと全て理解できません。主にアメリカ行政大学院で英語を身に着けた自分は、語彙が文語に偏っているのかもしれません。生粋のバイリンガルYouTuberの皆様の動画を見て、いつも口語の英語を勉強させてもらってますm(_ _)m まぁ自分は研究者なんで、映画の英語を完全に聴きとるようなことは目指さず、良い論文が書けるよう一生英語の勉強を続けていくつもりです。