国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

夏は研究者の顔

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国際大学では春学期が終わると、2年生は修士課程を修了して帰国し、1年生も夏休み中は修士論文のデータ・資料収集のため帰国するので、全寮制のキャンパスは驚くほど静かになります。

 

帰国前のゼミ生から、「Have a great holiday!」と声をかけられたのですが、「No vacation for researchers!!」と叫び (#゚Д゚) 自国で夏を過ごす外国籍の先生から、同じようなご挨拶を頂いた際には、「Oh, do we have a holiday?」と返しておきました ( ̄Д ̄;)

 

こんなトゲトゲしい返事をするのは、敬愛する師匠Frank J. Thompsonより、良い研究者になる条件として、「夏休みを取るなとは言わないが、とにかく研究し続けろ」(つまり、夏休みは取らず研究しろ) という金言を賜っているからです。

 

教員としての初学期は慣れないことも多いうえ、痛風も患ったせいで、研究が思い通りに進まなかったです。授業もなく、学生もいない静かなキャンパスで、夏こそギラギラした研究者モードを覚醒させたいヽ(`Д´)ノウガー!!