国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

最凶のスタート

授業初日...ゴルフボールのように足が腫れました(T-T) どうも痛風らしいのですが、お酒も油っぽいものも口にしていません... どんな体やねん!いきなり休講というわけにはいかないので、足を引きずって遠いキャンパスに向かいました駅から遠すぎ...本当に僻地でした!(前回ブログ) 

 

座っても授業できる教室でしたが、初回で興奮したのでしょうか...気づいたら90分間ずっと立っていました。そして当然の帰結として、さらに足が腫れたのですΣ(゜ロ゜ノ)ノ ヒィィィィ!

 

同日に着任後初の合同教員委員会(教授会のようなもの)が開催され、その後新任教員の歓迎会も予定されていました... 地獄か!と思いましたが、幸い全てオンラインのため、研究室で靴も靴下も脱いで、画面外に足を投げ出しながら参加しました。本当縁起でもないですが、ちょっとだけコロナ禍の変化を有難く思いました。歓迎会では、慶應SFC出身の教員を中心に、内輪ノリが展開され、ただ茫然と傍観していましたw

 

夜は足の痛みで悶絶し、ほとんど眠れませんでした(-д-;) ぼんやりとした意識の中で、前任地の南魚沼の風景が浮かび、少しセンチな気持ちになりました。美しい自然の中で、優しい人たちに囲まれて、研究者として一生を過ごす...そんな選択もあったはずです。体に無理をしてまで、なんかよく分からないノリの新天地誉め言葉ですに赴き、自分は何かを成し遂げられるのか...そんな不安がよぎりました。

 

こんな最悪のスタートで、弱気にもなりましたが、そんな簡単に引き下がるわけにもいきませんから。このオンボロな体とうまく付き合いながら、実績をもって新しい風を吹かすぐらいの気概をもって、もう少し踏ん張ってみようと思います。