国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

Geniusと書けば終わり!?

師走とはよく言ったもので、この時期教員はとにかく走らされます(^ ^; 学生からPhD受験のための推薦状を依頼されたり(過去記事)、試験を作成したり、成績を付けたり...研究は週末時間を割いて取り組むほかありません(=。=|||)

 

ついつい推薦状なんかは手を抜いて、"He is a genius"と1文書いて終わらせたくなります(ナッシュ均衡で有名なジョン・ナッシュ先生がプリンストン大PhDに出願した際に、指導教授が書いた有名な短い推薦状)。ただ、5回もPhD受験をし、指導頂いた先生方に40通以上の推薦状を書かせた自分が、そんな手抜きをするわけにはいきません(`・ω・´)

 

自分も含め"genius"なんて言葉に相応しい人間は、そうはいません。それぞれ異なる強みがあり、弱みもあります。どんなに可能性がなさそうな学生でも、PhD受験を続けていく中で、実力を伸ばす人もいるはずです。受けた恩を次の世代に継ぐことは、忙しくても全うしようと思いますd(-д☆)