国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

変わりゆくNewark

新年にラトガース大学PhD時代の元ルームメイト・アレンから、当時の仲間数人に対しメールが送られてきました (前ブログ愛読者にはお馴染みアレンが登場する過去記事  )。そこには、「久しぶりにNewarkに来てみたら、スゲー変わってて、ビビった」の一文とともに下記の写真が添付してありました... いや変わりすぎだろうΣ(゚ロ゚ノ)ノ どこのお洒落な街だよ(゚Д゚)

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アレンから送られてきた今のMcGovern'sと大学前通り

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Webで拾った昔のMcGovern'sと大学前通り

自分の母校ラトガース大学行政大学院のある Newarkは、あのアメリで犯罪率1位を取るほどの荒れ果てた街でした。写真は大学前の通りなんですが、少なくとも2年前まで店はほとんど閉まっているシャッター街で、ゴミなんか散らばっているのが普通でした... よくこんな場所で5年間も暮らしたなと自分でも感心します(゚ー゚;

 

特に思い出深いのが、写真真ん中に見えるアイリッシュ・バーMcGovern's!寂れた通りにありながら、1936年創業以来営業を続けるアメリカで最も古いバーの1つです。お店の名物が、Lava(溶岩)と呼ばれるメニューで、赤いチリソースとひき肉を絡めたフライドポテト(英語ではFrench Fry)に、ドロドロのアメリカン・チーズをかけ、青ネギをトッピングしたもの。このカロリーが計り知れない一皿を、仲間とビールで流し込んでいました... そりゃ痛風になりますよね ( ̄▽ ̄;)

 

変化を受け入れられず、昔ばかりを懐かしんでは、デジタル化・グローバル化の時代に生き残っていけないと思うのですが... 仲間と通った馴染みの店が、綺麗になりすぎたことに、新年早々寂しさを感じたのでした。