国際派行政学者の挑戦

慶應SFCの教員。才能ないなりに世界レベルの行政学者を目指す40代独身男(負け組)のブログ -月1回ぐらい更新-

雪国コスト

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今週は東京と新潟を2往復しまして、東京では研究のためのインタビュー、大学では教授会及び期末試験など教師が走る!?師走に相応しい1週間を過ごしました(^ ^;

 

新幹線で90分の距離なのに、南魚沼には東京と全く違う景色が広がっています。数メートル雪が積もると聞き、東京でインタビューした生まれも育ちも江戸の皆様にご心配頂いたのですが、実はそれほど不便ではありません。

 

少し見づらいですが、写真に映る道路をよく見ると、噴水のように水がチョロチョロ出ております。これが雪を溶かし、住まいの教員寮からオフィスに出勤したり、車で買い物に出かけるときに困るようなことはありませんd(- -)

 

この地下水で雪を解かすシステムは、例えば自分が修士号を取得したシラキュースでは使えません(前ブログ記事)... マイナス20度を記録するような極寒の地では、たとえお湯を出しても凍るだけ(=。=|||) 新潟中越地方は、昨年まで過ごしたニューヨーク都市圏より気温も高く快適です(ノ^-^)ノ

 

一方で、地下水を汲み上げる電気代、雪用タイヤやブーツの購入など、雪国ならではの出費もあり、大学も自分も冬にはお財布も寒くなりますさらっと、おやじギャグ ただ、例年通りクリスマスにプレゼントを用意する必要もないので、使う当てもなく貯まっていく預金口座を持つ40代独身教員が、地域経済に貢献する良い機会ともいえます。